アンカー神戸三宮ブログ

障がい者就労移行支援施設アンカー神戸三宮のブログです。 授業内容等、活動内容を随時アップさせて頂きます。

2021年03月

すっかり春になってきましたね。
冬物のコートはあまり着る機会はなくなった方も多くいるのではないでしょうか?

季節の変わり目になるので体調や精神的なところが揺れる方も少なくないので
お気を付けください。

アンカーの方は、先日2つの会社の方が来所していただき
会社の説明会を行ってくれました

一つは、特例子会社の方で人事の担当の方も5年ほど前は
病気や障がいの方の取り組みは全く知らなかったものの
異動をきっかけに自身も成長できたことを話されていました。

取り組みは清掃や修理などの仕事で今後事務や色々なところの拡大が検討されているようです
印象的な事と言えば「清掃がメインで掃除なんて苦手やし嫌やなと思うかもしれないけど、自分が行うことできれいになったり、感謝されたり、自分たちのところにも来てほしいというニーズもやりがいになる」というニュアンスをのことを話されていました。
⇒今後見学や採用を目指した実習などを進めながらと思っています。


二つ目は、ヘルパーなどの派遣を行っているベンチャーの会社
代表の方は元々福祉系の方で、ジョブコーチなどの資格などもお持ちの方で
若くてアイデアマン。今後グループホーム事業を進めていくので
事務職をメインとしたヘルパーなどのサポートスタッフの募集をしたいと。
印象に残ったこととしては「自分の得意と苦手を自分でもふりかえって雇用の時などに伝えると配慮してもらえることがあるが、そのあたりがあいまいだと働く相手もどう接していいのかわからなくなる。病気や障がいだけでなく、育児や介護、自分自身も何かの配慮が必要なところがあり、それをうまく伝えあえるかということが大切」こういったことを話してくれました。
⇒カリキュラム終了後も少し残ってメンバーさんたちの話を聞きできる調整をさせてほしいと話されていました。


新型コロナの影響もあり、求人の状況は新型コロナ前と比べて大きく下がっているのかもしれませんが
少しずつ、一緒に働きたい。こういう仕事だけどやってみませんか?
という声も上がってきているように思います。

会社が働く人を選ぶように、働く人も会社の全体像を見て働く場所とするかを決めてもいいのかもしれません。見学や実習を繰り返すことでミスマッチが防げるように思います。

慣れないところに見学したり実習することは負担になるかもしれませんが
次につながる一歩なのかもしれません。
自分の調子がいい時、やってみたいなぁと思える時にスタートを切ってみてください。

きになるかたはご連絡ください

見学や体験はいつでも受け付けています。




昨日は就労者の集いでした。

今回は普段より少なめの7名の参加があり、色々なことが話せたように思います

・障がい者採用で経済的に自立するのが難しい
・自分自身で将来的には起業したい
・応募などの人数が増えると採用の枠が取り合いになってこまる
・(就職や転職活動がうまく行かず)メンタルが下がってきている
・ディケアからの就職活動は?

という声が挙がりました。

障がい者採用での自立は、住む場所を選べば可能であること(家賃の安い北区や西区など)公営住宅の選択肢に入れる事、以前に比べて最低賃金がベースという仕事ばかりではなくなりつつあるので可能ではないかと。


起業の部分では自分自身の強みがハッキリしないので自信は持てないが、海外で過ごした経験がある。話すことや事務処理が得意と言った一面を伸ばすことができればできるのではないか?それぞれ能力の違う人たちと連携しあうことでそういったことも可能ではないかといったことも。


採用については、少しずつだが戻ってきている印象でコロナ等で雇い控えされている会社も少しずつ採用に力を入れていくのではないかと。実際にアンカーでも他の就労移行でも就職された方が少しずつ出てきたことなども振り返っています

メンタルや働き方については、難しく自分の中ではステップアップで働きたいと思ってもやってみないと分からない。転職等にチャレンジしてみてうまく行かなかった。やってから気づくこともあった。
通勤が大変でやりがいを求めて進んでいくと片道2時間以上の通勤になる。かといって一人暮らしするには経済的にきついという声もありました

ディケアについては、多種多様でちょうど行きたいと思っていたディケアに行っていたからとこの集いの中でもコメントがあり。経験値の高いスタッフが進行している。オープンダイアログの考え方も実施しているなど、居場所と言われているディケアも役割や特化したところもある。


こんな形の情報交換をすることができました。

少し印象的だったのがそれぞれ障害を抱えたご夫婦が参加されていて
旦那さんは新しい仕事の挑戦、奥さんは事務でフルタイムで働いていました
元々やっていた仕事と業種が変わる旦那さんを奥さんが支え、500人程度の健康診断の
調整をして帰りが22時以降になることも多い奥さんを旦那さんが支えるという感じで
一人だとしんどいけど、精神的にも経済的にも二人で住むことで安定していると
感じました。

働くことだけでなく、誰と暮らすか、将来的にどうしたいかということを伺えたように思います



夕方からはオンライン飲み会に移行して、昼の部に参加出来なかった方の参加も有
ワイワイと盛り上がりました。

元々の仕事をやめて転居に近い挑戦をしてみる
恋愛も含めて新しいことに取り組んでみる
人間関係は苦手なところがあるがいろいろやってみたいなど

また色々と話す中でそれぞれの方が考え方や取り組みのゴールが見えてくるといいですね

また数か月に一度色々な話ができたらと思っています
こんな話をしてみたい。行けないけどこういうことを聞いてみたいといったことでも
構いません。気になることがある方はまたご連絡をください



14:30~ 2時間程度、zoomと会場参加で進めさせていただければと思っています

直接、会場参加の方と、自宅等から参加の方をzoomで結び、気になっていることや困っていることなどをみんなで話しながら解決していければと思っています。
※急な参加や急なお休みなどもOKです。(オンラインは顔出し必須ではありません。聞くだけの参加ももちろんOKです)


会場(直接参加の方はこちらにお越しください)アンカー神戸三宮は会場ではありません

協働と参画のプラットフォーム
https://platform.city.kobe.lg.jp/


会場内のwifi等の状況にもよりご不便をおかけするところもあるかと思いますが
宜しくお願いします






早くも3月となってしまいましたね
花粉症のある方はつらい時期になってしまいましたが
段々と日が長くなったり、暖かくなったりして来ていますね

関西地方は緊急事態宣言が解除されたことも有
3月からは現在利用中の方、体験中の方などの自由通所を再開できればと考えています。
参加の人数が10名を超える際には再度調整などもさせてください
(zoom等を使った在宅の参加は人数制限等はありません)

新型コロナの収束まであとわずかです。大変ですが、何とか乗り切れたらと思っています

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