7月の大雨はみなさんの地域は大丈夫でしたか?
被害も早くおさまるといいですね。


昨日は精神保健福祉士(psw)による福祉講座でした。
内容については「依存」

聞きなれているような言葉ですが「依存」の分類からのスタートしています・



依存とは、「物質」「プロセス」「関係」の3種類に分かれています。

物質 アルコール、タバコ、薬物、脱法ハーブ
プロセス ギャンブル、パチンコ、買い物、万引き、
関係 DV、ストーカー

等など


〇 分かりやすい例で行けば、「アルコール」の依存


アルコールの依存とはどういうイメージですか?

「お酒が好き」「大酒のみ」というイメージでしょうか?

ICD-10(国際疾病分類、WHOが作成する疾病の分類)によると

① 飲酒したいという強い欲望あるいは切迫感
② 飲酒の開始、終了、あるいは飲酒量に関して行動を統制することが困難
③ 禁酒あるいは厳守したときの離脱症状
④ 耐性の証拠
⑤ 飲酒にかかわる楽しみや興味を無視し、飲酒せざるを得ない時間やその効果からの回復に要する時間が延長
⑥明らかに有害な結果が起きているにもかかわらず飲酒

上記の3項目以上が同時に1か月以上続いたか、また繰り返し出現した場合という定義です。


病の進行と回復のプロセスを説明し、アルコールにより体調を崩した時は

・体の治療をしたいとき 内科・外科
・アルコールをやめたいとき 精神科

になります。



〇 ICDの最新版,ICD-11が発表され「ゲーム依存」というものも追加されました。
最近身近で当たり前になってきている。ゲームやインターネットについても
発表されています。

ネット依存についてのチェックリストをみんなで行い、スコアを確認。


カリキュラム終了後に感想をお伺いすると

・依存について学ぶ機会がなくためになった。理解のされにくさがあると思う
・難しい問題で、身近にある問題
・チェックリストをやってみて、ネットやゲームSNSなどは止め時が分からない時がある

等のコメントがありました。


いろんな視点で自分を見つめなおす機会を作ってみませんか?


見学等は随時受け付けています。

☎ 078-381-8884 まで