アンカー神戸三宮ブログ

障がい者就労移行支援施設アンカー神戸三宮のブログです。 授業内容等、活動内容を随時アップさせて頂きます。

カテゴリ: 体験談

先日アートで働いている方の所に伺っています
(ご本人さんにも承諾を得てアップしています)


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壁一面にいろいろなタッチのイラストがあふれています。
その時の苦しさであったり、思いを描いていたのかもしれません

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毎朝はだかのスーツを着ます
そして生活をして
ひとりでおうちに帰ったら
はだかのスーツを脱ぎます

大昔に描いた落書きです
全然書描き続けられなくて
同じスケッチブックでも1枚と1枚
の間にはとても時間がかかっています


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なにかの段ボールに描いた絵などもあり
なんでこれを残していたのか、まさか展示すると思っていなかったとのこと

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展示してあるものは一部で60枚のスケッチブックにが18冊になっていたとのこと
今はギャラリーへの通勤の時間に電車の中でも
描けたりすると。

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左が終わらない絵、右が誰かに描きたいと思って描いたもの
モノトーンから色がついてきているのが印象的でした

個展はだかの物語、2023年6月16日(金)〜7月3日(月)※最終日は17:00まで

個展の概要

GALLERY 04街区、
〒530-0015 大阪府大阪市北区中崎西4丁目3−4 Collection Nakazaki 1-1F
営業日時間 週4日(金、土、日、月)OPEN 13時〜19時 ※展示最終日は17時まで

個展会場HP





①年代
20代


②病名・障害名(または症状や困ったこと)
広汎性発達障害、不安障害


③これからの仕事について(オープンかクローズか、フルタイムかどうか)
オープン事務職、週20時間から


④アンカー在籍期間
9ヶ月


⑤アンカーを利用して良かった点
様々な年齢の方とコミュニケーションをとることができて、社会生活の役に立つと思いました。また、スタッフの方々には色んな部分で支援をしていただけてとても心強かったです。


⑥就労までに苦労した点
自分の体調と生活リズムの両方の安定が難しかったです。落ち込んだ時にどう対処するかカリキュラムで自己分析したり、希望する就労時間などをズラしたりしていました。


⑦これから利用する人に向けてのメッセージなど
アンカーを利用し始めは緊張すると思いますが、個性豊かな利用者さんや優しいスタッフの方と一緒に過ごすうちにアンカーを楽しいと思えるはずです。また、スタッフの方々は相談などにも積極的にのってくださるので、1人で悩まず少しだけでも話してみると前に進めるかもしれませんアンカーを利用された方が晴れやかな気持ちで卒業していけるといいなと思っています。


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大人しくてまじめで、聞き上手の人の印象で
声をかけやすいとみんなから言われていたように思います
ストレスを受けやすく心理的な負担がかかりがちでしたが
新生活のタイムスケジュールが決まって、ギアが変わったように思います
人柄を活かして新天地での活躍を期待しています


①年代

30代


②病名・障害名(または症状や困ったこと)

双極性障害、ADHD傾向


③これからの仕事について(オープンかクローズか、フルタイムかどうか)

オープン、定時10:30-19:30の中で体調に合わせて出勤


④アンカー在籍期間

11か月(途中トライアル雇用期間有)


⑤アンカーを利用して良かった点

プライベートなことを相談できる場として利用した。


⑥就労までに苦労した点

生活リズムをつくること。自信のなさ。トラウマ。


⑦これから利用する人に向けてのメッセージなど

支援者の方に思っていることを少しずつ話してみる。今の状況をできるだけ遠くから客観的に見ようとしてみる。
失敗は必ず自分の経験値になると信じています。すでに一歩を踏み出しているあなたもわたしも褒めてあげたいです


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取り組みも普段の服装も個性的で芸術的な方向に進んでいきたいことを
伺ったときは、良いなぁと思っていました。途中で大きく体調を崩して
長期のお休みや通所の不安定感もありましたが、
やることが決まるとぐっと頑張れる力があったように思います。
就職後も、一緒に働く人が過ごしやすいように取り組むスタンスが
雇用主の方や周りのアーティストさんからも評価されているところかもしれません


今回の取り組みは初めてで企業の方の研修や当事者の方の学びになればと思って企画しています

コミュニケーション面やルールごとについての話を対談形式で行っています

特性のあるアンカーの相談員(□)とハマさん(○)との対談形式で進めています

standFM(音声データを聞くことができます)

https://stand.fm/episodes/644decd9f7904aac79a55d5f


・ハマさんの経歴など

30代の男性、神戸市在住、発達障害+うつの残り(不安的な症状がある)
仕事は障がい者雇用で2社(現職も含めて)、一般枠で1社勤務歴がある

暗黙のルールについて
□会社の始業時間のイメージが付いていない。初めての会社は9時始まりの会社だったので、10分前のラジオ体操に行くくらいはわかっていたが、同期の友人に言われるまでその会社は、先輩が仕事をしやすい段取りを30分くらい前に出勤してやっておくみたいなところは全くわかってなかった。


○何につけてもわからない、ローカルルールが分からないところもあるので
適切な逸脱量(これぐらいはいいだろう。これ以上はダメだ)がわかりにくいところがある


□相手が困らない程度のいたずらをすることがあったが、小学生の時に同じようなタイプの人がいた。
縦笛ののカバーに名前を紙を入れるところもあったが、何を思ったのかよく見えるところに油性のマジックで汚い字で自分の名前を書かれた。同じようなことを自分をしていた

リコーダー ケース


他者にいたずらすることはなかったが、されたことに対してやり返しすぎてしまう。あくまで小学校くらいの事だったけど、ちょっかいをかけられるとかがあった。
ノートに落書きされたとか膝カックンされたような事でも、普通だったら「やめろや!(笑)」程度で済むような事でも、色々な先生巻き込んで大ごとにしてしまったり、「お前のも書いていいんだな」と言って本当に使えなくするくらいに書き込んだり、プロレスごっこを仕掛けられて(けがとかにはならなかったが)本気で相手が立てなくなったりするようなことがあった。

□自分でこれ以上やったらダメだとかの基準があるのか、工夫をしているところがあるのか?

○色々なことをされてやりかえすことなんかもあったが、「これはやりすぎだ!」とか「これは冗談で言ってくれてるんだ」と言ってくれる人が小中学くらいでいた。小学校の担任のU先生が「わかりやすい言葉」で教えてくれた。「○○先生はそういう意味で言っていない」とかを教えてくれた。

小学校低学年くらいの時は、周りの人が離れていった。不登校にもなった。悩んでいた。気づいてもいなかったけど、アドバイスが欲しいというようなニーズがあったのかもしれない。「そうじゃないぞ」と言ってくれる人を待っていた。原因が分からない病にかかっている時に診断名を付けてくれた感じだったのかもしれない。
メンタルがダメだった時は、「今日は充電日にしよう」とも言ってくれた。今、考えると療育的なところを受けれていたのかもしれない。


□会社で靴下は「白」にしようとミーティングで決まった
→翌日にわざわざ買いに行ったり、履いたりしたりしたが誰も「白」を履いていなかった。見えないところだったので、決めないといけないけど、意図も伝えられていなかった。それほど確認もされることではなかったのかもしれない。

→PHSで外線を使ったことを怒られた。自分が出てない会議で決まっていて、議事録にも乗っていない。直属の上長からも言われていない。別の人は当たり前に使っている。今から考えたら、この人は外線かけていい。この人はダメだ見たいなところがあって、その伝達漏れなのかもしれない。この出来事が遠因になっているところもあるのかも。

○(クローズで働いていた時に)新入社員研修みたいなところがあって、キャリアも現場も寮で研修を受ける。寮の名簿に「入室時間」「退出時間」みたいなことをみんな書く、寮長的な人が名簿や服装時々確認する。自分は1分単位で書く。服装などの規定もあり自分はきちんと守っていたが、某有名大学の出身者が全然時間のルールを守らない。服装も適当になっている。その現状を見て馬鹿らしくなってくる

○守らない相手に怒りが出たのか、自分が緩めるほうに動いたのか?
(ルールごとを自分の中で)緩めるほうに動いた。周りを見て抜けている(ルールを守ってない)ほうが多いなと思った。
自分の中で調査が始まった。「どこまで逸脱していいのかを調べた」
自分近い立場の人に、丁寧に複数に聞いた。
先生(上司)みたいな人に聞くと「いわゆる正解やルール」が返ってくるので。
今なら、そういうローカルルールが分からないこと(配慮を求めているので、正直なところを教えてほしいと)を伝えているので、今はオープンで働いているので、今は調査はしなくても良くなって、上司とかに聞けるようになった
ただ逸脱している人が横にいる場面では上司には聞かないようにしている。上司も答えにくいので。
例えば、カッターシャツを着ているルールの所で、隣の人がTシャツを着ている人がいたら
「隣の人(Tシャツさん)がいない時」に聞くようにしている。どうしてもの時(急ぎなど必要がある時)は小声で聞くようにしている
Tシャツさんを悪くいうためにやっていない。嫌な気分にお互いにならないようにやっている。そういう行動原理をしている

□若いときはわざとやっていたようなところもあった。悪気ない感じでコミュニケーションを取っていて当てつけになっていたことに気が付けていなかった。

○自分が監督者ではない、気にはなるけど、完ぺきではないけど、勝手に風紀委員にならないようにしている。もちろん気にはなっている。ストレスケア的なところは、この部署ではOKなんだな、隣は○○だけど、うちは△△と。
あいまいな上司の場合は
上司の人に「自分はどうしたらいいか(自分でもルールをも守ってない人に言ってもいいか)を聞くようにしている」ネクタイを外すタイミングなども上司に確認したりしていた。なるべく自分がどうするか「Iメッセージを大切にしている」

またこういった企画なども継続できればと思っています
気になる点などがあればお知らせください。






ブログをご覧の皆様、こんにちは!
アンカースタッフです。

ここ最近は雨だったり晴れだったりで寒暖差の激しい日が続きますね,,,(;´・ω・)アチー
脱ぎ着できる服装で調整しながら、風邪等に気を付けていきましょー!

さて、今回はアンカーでMOS※1に合格したAさんの、取得までの体験談をご紹介したいと思います。

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・取得資格

MOS2019 Excel(アソシエイト)


・取ろうと思ったきっかけ

何も資格を持っていなかったので、勉強をあまりしてこなかったが時間に余裕があるため
挑戦しようと思った。


・勉強期間

4ヶ月(途中体調不良によるブランク有り)


・勉強方法

MOS試験の問題集をすべて解き、何度も反復作業を繰り返す。
シンプルだが少しづつ着実に身に付いた。


・しんどかったこと

パソコンに慣れていなかったのとExcelをほとんど触ったことがなかったので
基本操作を覚えるまでかなり時間がかかった。

過集中することがよくある為、体調のコントロールと取り組みのペースが安定するまで
時間がかかったこと、また初めは自分に合った方法が分からず時間がかかったし、すぐ
に過去問を忘れて何度も反復して覚えるのが大変だった。


・取得してよかったこと

自分に少し自信がついた。パソコンを使う就職に役立つ。
問題集を使った勉強方法に慣れてある程度の無駄を省いて取り組めるようになったので
覚える速度が上がった。


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PCに慣れていない中、一生懸命に取り組んでおられました。
”しんどかったこと”にあるように、不調の時に思うように進められずしんどい思いをされましたが、個別ワークの活用など、うまく工夫されて無事に取得されました。
MOSは世界的にも認知度が高く、自身のスキルを証明するためには大いに役立つものですので、ぜひAさんの今後に役立てていただきたいと思います♪

世界的にも有名な資格の”MOS”、アンカーで取得してみませんか?
資格保有者のスタッフが時には優しく、時には,,,厳しく,,,厳しくはないですね笑
ご自身のペースと目標をすり合わせながら進めさせていただきます♪

では、今回はこれくらいで🚙


※1,,,エクセルやワードなどのマイクロソフトオフィス製品の利用スキルを証明できる資格です。
 

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