アンカー神戸三宮ブログ

障がい者就労移行支援施設アンカー神戸三宮のブログです。 授業内容等、活動内容を随時アップさせて頂きます。

タグ:就労者の集い

先日は就労者の集いでした。
直接とオンラインを合わせて18名の参加がありました。

簡単ですがその時のまとめです。

発表者は30代のうつの女性

タイトルなし


〇 職歴など
高校卒業した後に
警察犬の訓練所に住み込みで働いていた。
やりがいもあったが、朝が早いこと、老犬の介護もあり夜中も働いていた
自分を追い込みすぎて、調子を崩した
→退職になった。しばらく療養していた。

犬のテーマパークの募集があった。一度落ちたが
「汚い仕事もできる?」と聞かれ、「できる」と返答して、翌日から勤務した
→6年ほど勤めたが、閉鎖になったので退職になった。
その間に事故にあい、足が悪くなった。

テーマパークの紹介で動物病院で勤めることになったが
大型犬の診察のために抑えることが必要で
(自分が小柄なこともあり)抑える力がなく退職になった

職業訓練をして、銀行系の特例子会社で事務職の立ち上げを
経験した。
後から入社の年上の人も入社する中で「指導」することのストレスや
上司からも叱責を受けて苦しくなった。
それでも自分を追い込んでしまい、休職も勧められたが断り
心療内科を勧められたが断り、結局受診した主治医からも休職を勧められたが断った。親が体が悪いこともあり、自分の仕事での(不調などの)状況は一切言ってなかった。
→会社が親を呼んで、一緒に話してから休職になった。
直後は「職場からいらないと思われている」「居場所ないなぁ」と思った。
拒食・過食を繰り返した。体重が30㎏台になっていることもあった。

カウンセリングで話す中で
「自分の気持ちはどうだった?」「どうしたかった?」と聞かれるときがあったが
それからも「自分がどう考えているか?」話せないことがあった。
表現できるようになったのはつい最近だと思う。


〇 特例子会社で働いてみて
・しんどかったところは、自分の見た目や雰囲気が柔らかくとらえられることが多かったので(指導役求められて)「頑張って怒る」「頑張ってきつく言おう」としていたら、陰で言われだすことが増えた。嫌がらせもあった。リーダー職で「上からの指示を言わされる役割のしんどさも経験した」
・良かったのは、
自分の障害について話し合う時間があった。
有給がとりやすい仕組みがあった
知的障害の社員さんが作業系の仕事しかしていなかったが、事務の仕事を一から始めて教えた二人の社員さんそれぞれが一人で仕事できる。いきいき働いているのが見えた時にうれしかった。誰かがいきいきしているのがうれしい

〇 成育歴
小さなころから親の顔色を見ていた。
母親が喜ぶことを考えて行動していた。大きくなってもそういうところが
残っているところがある。「自分のことを言えない」ところがあった。
昭和の父で、仕事が一番で飲んで帰り、家族のことはそっちのけだった
兄は思ったことをやるタイプで、こどもらしいところもあったが
私は、人の顔色見るし、言ってほしいだろうことを言うタイプだったので
親からしてもかわいくなかったのかもしれない。

〇 今の仕事
今の仕事は色々な仕事があり、優先順位が付けられなかった
どれから進めるかなど、聞いていいのかわからなかった
「人に聞けない癖のある自分」が会社で聞けたのは、
「怒られなかった。」「嫌な顔をされなかった。」
自分が勝手に負の感情を受け取りすぎていた。
スタッフさんにも仲介しもらい、会社の上司などが自分の考え方に寄り添ってくれる「そういう風に受け取るんだ」「そういう受け取りになるのか、勉強なったわ~。ありがとう」と言ってくれて、信じても大丈夫な上司なんやと思えた。
働いている会社では、20名くらいいる。やり取りをしているのは上司一人になっている。他の人とはやり取りは挨拶のみの時であったり、毎日やり取りすることもある
→慣れてくると誰とでも話せるが、職場ではまだ緊張している感じがある。雑談とかを振ってくれて、少しほっとしているところも増えた。

職場で使っているチャットの良さは、聞くタイミングが難しかったけど、チャットからの発信で声がかけやすい。デメリットは自分の受け取りが悪くなってしまうときがある。

将来的には時間なども伸ばしていきたいと思っている。緊張感から、テレワークのほうが安心だと思っている。
緊張感を下げるためか、上司があるときから、フランクに話してくれるようになって「家でしんどいことないの?」「娘のお弁当のいいアイデアない?」と聞いてくれるようになってから、関係性がよくなったと思う。



standFM その1(音声データ)

standFM その2(音声データ)
https://stand.fm/episodes/632f1fa78a2675ed2d5bc51c


集団での話したことなど
〇 話しかけやすい人、何かを伝えやすい人がいる。忙しそうな人、威圧的な人、相手の年齢や性別などそれぞれ合う合わないがあるかも。

〇 lineで言い合ったときなどは
うまく言えない時もある。言いすぎてしまうことを謝罪すること
「ついつい言い過ぎやすいので、言いすぎてしまってごめん」
というのも方法かも。

感想戦では、親との関係性などについての悩みなどが多く上がっていて、早くに親が自死したり、厳しい親が高圧的だったり、その関係性に悩む場面人の多さが目立ちました。

色々話すことが仕事を続けるコツなのかもしれません。誰かに話しながら、自分に話しているのかもと

またこういう機会を作っていければと思っています

今回も集まって下さった皆さん、準備を手伝ってくださったみなさん
何かと応援してくれている皆さん。ありがとうございました。

また数か月に一度のペースになるかと思いますが
開催できればと思っています。

新型コロナが落ち着けば、ご飯食べたり、お酒飲みながら
やれたらいいなぁと思っています。

気が付くともう6月に入っていますね
皆様、お元気されていますか?

4.6.25 就労者の集い チラシ



・就労しているからこそ、相談できる場面が減った。ほかの人たちがどうしているか知りたい
・就労の準備をやっているけど、どうすれば働けるのかなかなかイメージが付かない
・仕事の応援をしているけど、この方法であっているのかどうかわからない
・就労移行等の卒業生で近況報告的にまた集まりたい

みんなで気軽に話し合いませんか?
気分や体調のこともあるので急な参加やドタキャンもOKです

今回はハイブリッド開催です。オンラインの参加の方は、好きなんタイミングでご参加いただき、途中で抜けることも可能です。直接参加の方は連絡をいただけると助かります

日時 :6月24日(金) 18:00~20:00(今回は金曜の夜の開催になっています)
場所 :KIITO神戸 3F セミナー室+オンライン開催(事前に無料ソフトskypeをダウンロードしていただけると助かります)
参加費:無料
内容 :働くことやその継続などのついてのグループワークなど



※所属や就労の有無は問いません。
申し込み・問い合わせ先:就労者の集い syuurousyanotudoi@gmail.comまで


※感染状況にもよりますが、セミナー室での直接参加+オンラインのハイブリッドにて考えています
直接来所の方は、ご連絡いただけると助かります。(会場や取り組みは急遽変わる可能性があります。変更時はこのブログやHP等でご連絡させてもらいます。現在調整中です)

まだまだ寒い日が続いていますが、体調などお変わりはないでしょうか?

新型コロナの感染も少し増えているので、様子を見ながらにはなりますが
就労者の集いを行いたいと思っています。ハイブリッド開催を考えていますが
状況等により、オンラインのみになる可能性があります


今回はオンラインソフト「skype」を使って行う予定です。
zoomではありません。

今回はアラフィフの統合失調症の男性のインタビューと質疑応答を軸に進めていきます
・高校生の時に発症しながらも国立大学に進学。いろいろな働き方を試してみて現在は自分に合った働き方ができているようです。また病気との付き合い方や結婚生活の工夫などもしつつバランスを取られている印象です。

気になることを伺いつつ、うまく生活も仕事も維持する方法などの必勝法をみんなで考えられるといいですね。

気分や体調のこともあるので、急な参加やドタキャンもOKです
今回はオンラインなので、好きなんタイミングでご参加いただき
途中で抜けることも可能です。


日時 :2月19日(土) 14:00~16:00
場所 :KIITO神戸 3F セミナー室+オンライン開催(事前に無料ソフトskypeをダウンロードしていただけると助かります)
参加費:無料
内容 :病気や障害を抱えつつ働くことのインタビューと質疑応答など


就労者の集い 4.2.19




※所属や就労の有無は問いません。
申し込み・問い合わせ先:就労者の集い syuurousyanotudoi@gmail.comまで

オンライン 今回のイベントは終了しました

開場予定
アンカーから少し南にあるKIITO神戸で行えたらと考えています。

https://kiito.jp/access/
デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)
〒651-0082 兵庫県神戸市中央区小野浜町 1-4 デザイン・クリエイティブセンター神戸


昨日は就労者の集いでした。

今回は普段より少なめの7名の参加があり、色々なことが話せたように思います

・障がい者採用で経済的に自立するのが難しい
・自分自身で将来的には起業したい
・応募などの人数が増えると採用の枠が取り合いになってこまる
・(就職や転職活動がうまく行かず)メンタルが下がってきている
・ディケアからの就職活動は?

という声が挙がりました。

障がい者採用での自立は、住む場所を選べば可能であること(家賃の安い北区や西区など)公営住宅の選択肢に入れる事、以前に比べて最低賃金がベースという仕事ばかりではなくなりつつあるので可能ではないかと。


起業の部分では自分自身の強みがハッキリしないので自信は持てないが、海外で過ごした経験がある。話すことや事務処理が得意と言った一面を伸ばすことができればできるのではないか?それぞれ能力の違う人たちと連携しあうことでそういったことも可能ではないかといったことも。


採用については、少しずつだが戻ってきている印象でコロナ等で雇い控えされている会社も少しずつ採用に力を入れていくのではないかと。実際にアンカーでも他の就労移行でも就職された方が少しずつ出てきたことなども振り返っています

メンタルや働き方については、難しく自分の中ではステップアップで働きたいと思ってもやってみないと分からない。転職等にチャレンジしてみてうまく行かなかった。やってから気づくこともあった。
通勤が大変でやりがいを求めて進んでいくと片道2時間以上の通勤になる。かといって一人暮らしするには経済的にきついという声もありました

ディケアについては、多種多様でちょうど行きたいと思っていたディケアに行っていたからとこの集いの中でもコメントがあり。経験値の高いスタッフが進行している。オープンダイアログの考え方も実施しているなど、居場所と言われているディケアも役割や特化したところもある。


こんな形の情報交換をすることができました。

少し印象的だったのがそれぞれ障害を抱えたご夫婦が参加されていて
旦那さんは新しい仕事の挑戦、奥さんは事務でフルタイムで働いていました
元々やっていた仕事と業種が変わる旦那さんを奥さんが支え、500人程度の健康診断の
調整をして帰りが22時以降になることも多い奥さんを旦那さんが支えるという感じで
一人だとしんどいけど、精神的にも経済的にも二人で住むことで安定していると
感じました。

働くことだけでなく、誰と暮らすか、将来的にどうしたいかということを伺えたように思います



夕方からはオンライン飲み会に移行して、昼の部に参加出来なかった方の参加も有
ワイワイと盛り上がりました。

元々の仕事をやめて転居に近い挑戦をしてみる
恋愛も含めて新しいことに取り組んでみる
人間関係は苦手なところがあるがいろいろやってみたいなど

また色々と話す中でそれぞれの方が考え方や取り組みのゴールが見えてくるといいですね

また数か月に一度色々な話ができたらと思っています
こんな話をしてみたい。行けないけどこういうことを聞いてみたいといったことでも
構いません。気になることがある方はまたご連絡をください



14:30~ 2時間程度、zoomと会場参加で進めさせていただければと思っています

直接、会場参加の方と、自宅等から参加の方をzoomで結び、気になっていることや困っていることなどをみんなで話しながら解決していければと思っています。
※急な参加や急なお休みなどもOKです。(オンラインは顔出し必須ではありません。聞くだけの参加ももちろんOKです)


会場(直接参加の方はこちらにお越しください)アンカー神戸三宮は会場ではありません

協働と参画のプラットフォーム
https://platform.city.kobe.lg.jp/


会場内のwifi等の状況にもよりご不便をおかけするところもあるかと思いますが
宜しくお願いします






昨日は就労者の集いでした

今回の発表者の方は40代の女性
病状だけでなく学生の頃からの思いを振り返って話してもらいました

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小さかった頃は活発だったけど、小学2年生あたりから周りが気になり始めビクビクしていた
勉強くらいはできないといけないと感じて取り組んだ。もしかしたらその時から強迫的な行動だったのかもしれないと。

第一志望の大学に合格できたが、コミュニケーションが苦手とずーっと感じていたので
逃げられない環境で取り組もうと、運動系のクラブのマネージャーになった。
クラブ活動はほとんどしてこなかったので大変だったけど、学びの多い学生生活であったこと

大学卒業後は大手の建設メーカーに就職して、秘書的な営業事務の部署に配属された
「人と関わりたい」という思いから、同期の集まりなどがあれば幹事などを積極的に
やっていた。でも、どこかで爆弾を抱えているような感覚があった。
29歳頃に私生活も含めたストレス、オーバーワークによる過労から
会社で大声で怒鳴る。急に泣き出す。数日後にうつ状態になった。
休みを取り沖縄に行ったり、1か月ずつ休職期間を延ばしたりしている時に
急に「神様が近くにいて、自分の内面的な問題が解決されたような感覚」になり
自分が病気であったこと、一気に治ったと感じた。

その後、復職はしたがうつっぽくなることも有り、再発が怖くなり
会社を退職した。発病がきっかけで彼女の人生は動き出す

自分が病気になったことで「精神疾患に関することを伝えたい」と思い記者を目指して
東京に行く、「生きがいを感じたくて、障害者施設の指導員になる」「福祉系の資格を取る」
仕事の方はどれも当初はやりがいを感じて取り組めたが、自信が持てなかったり
妄想的な気分になったりして結局退職という形になる
関わりのあった相談員から勧められ数人の当事者と始めた「当事者研究会」は人数やメンバーを変えながら継続していた。


42歳頃に「人と関わって生きていきたい」と思っていたのに「人間が怖くなって何もできなくなる」「迷惑をかけてしまう自分がサポートなんてできないのでは?」と悩む状態がつづき、「何についても技術がない。誰の役にも立っていない」と気が付き唖然となり絶望した。「色々と取り組んでみたが、障害者福祉の現場で過ごすことが一気に閉ざされた感覚」になった

自分も通っていて雰囲気もいいなと思っていた「タイ式マッサージ」でアルバイトしたり
短期間だけB型の施設に通ったりした。生活リズムも付き、勤務歴のある経営コンサルの会社で
週5日勤務する形になった。

紆余曲折ありながら、今は週2日はフルタイム、残りの3日は半日という形で働いている。
小さな会社であるので日中は自分と社長だけで、色々な手続きの事務処理などを
やっていること、スキルが足りないがやりがいがある事、当事者研究会で近況を話すことも月2回続けている。

数年前から関わりがあり、聞き役として感じたことは、強い怒りや衝動性もある陽性症状もあり
症状的には陽性症状のあとには重い鬱症状があり、また日常的に軽い鬱状態が続いている。
働くたびに再発や病状の悪化につながっていると表面的には見えるかもしれないが
「働くことで病状をコントロールしている」と本人が話していることが真実なんだろうと
強く思えたこと、働き方や自助グループも自然に彼女に合う形で変化しているのかもと

今回の打ち合わせや振り返りの場面でもいつか、市民向けのセミナーを
できるといいな。そんな話がたくさんあった。
病で失うものも多いかもしれないが、何か大切なものを身につけている
だけど、自信も持てなくて実感がないところもあるような気がしました

参加をされた皆さんからも
出来ているところも多いのに、できないところにフォーカスが当たる
人目を気にしすぎて、人間関係で疲れてしまう
頑張りすぎて症状が悪化してしまい、やりたいと感じているものが継続できない

というところもその後の質疑応答などでも
話せたところかもしれません

参加をして下さった皆さん
サポートで連絡調整をしてくれた皆さん
急きょ、会場にお越しいただいたお二人
本当にありがとうございました。

つたない進行であったこと、wifiの環境調整の不備や音声の乱れで
ご迷惑をかけてしまいました。
オンラインということで発言のタイミングが分かりづらいところなども多々あったように思います
ご意見等があれば、またメール等でお知らせいただけると助かります

また可能であれば12月頃に企画させていただければと思っております
社会情勢的なところもありますが、会場で集まりながら話す+オンラインという形が取れれば
と思っています。



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