昨日は就労者の集いでした
12名の方の参加がありました

・統合失調症で仕事をやめてそろそろ何かを始めていきたいが、就労移行やA型などの利用を考えているが情報がないか?
⇒発達障害が強いとされている就労移行の関連施設に通って、マイナーリーグという求人で就職をした。生活のリズム付けは施設でできたが、就職は自力な感じがした。定着もそれほど手厚い感じではなかった。
⇒引きこもりの時期があったのでまずはB型でリズムをつけ、移行に移籍して就労した。先日まで働いていたが、(障害者採用や継続のための研修などを)移行スタッフが会社に情報をつたえていたようだったがあまり会社としては取り組んでいない感じもした。
⇒企業見学~企業実習~トライアル雇用~採用という形を受けることも就労移行で可能だった。色々な会社を見ることができてよかったのかもしれない。自分には合っていたようにも思う。(同じような仕組みで別の方からは、)色々な実習で途中で打ち切りになってしまうことなども有、実際は苦しかったところもある。うまく行かない時の落ち込みもあった。


・障がい者雇用で働くときにサポートのスタッフさん等はいるか?
⇒元々は上司的なところの人が担当してくれていたが、自分で考えてという部分もあり、見てくれているけど自分でも取り組むようにしている
⇒上司的な人も含めて数名の人が関わってくれている
⇒3名近い人の関わりが有、主任的な人が産休に入るが代わりの人の引継ぎなどもやってくれていて安心感がある


・フルリモートで翻訳等の仕事をしている中で、新しい社員さんの研修などを担当することになったので、新人の時に聞きたかったことはないか?
⇒SEとして働いていたときに、半年近く新入社員研修とかでマナーとかは習ったが、仕事の具体的な報告や相談などで、『この案件は部長なのか、主任でいいのか?』みたいなことがわからずやりながら覚えたが、『これはこの人』ということを教えてくれると助かると思った
⇒新人に教えることなどが多く、何を教えていくかということも大切だけど、失敗してはダメだと思う人が多いので失敗しながら覚えていくことなどを伝えている。今は情報が多い時代なんで昔より難しい。ミスなくは無理なので…。失敗しながら覚えていくそんなことを伝えるようにしている
⇒アパレル店で働いていたとき、主体性を持って『見て覚えて』の会社だった。接客やレジ、時期ごとのレイアウトなど『どの感覚でやったらいいのかわからない…』そんな思いもあったので、毎日やることを先に教えてもらい、これができたら、月に1回すること、その次は3か月に1回することの様にステップアップだったら良かったのかもと思った
⇒夜勤を二人でやるような仕事をしていた。雑談が苦手だったので休憩中は何を話していいのかもわからず仕事の話をしていることが多かったのですが、それゆえ、教えたりするのはうまくできるところもある。
⇒コンビニのアルバイトをしていたとき、レジの後ろ等においてある商品があって、『売り場に戻していいのか、不良等で戻してはいけないのか?』引継ぎ的な報告がないまま進んでいることが多かったので困った。年数が経って自分が教える立場になってくると、退勤をした後に自分の役割ができてない人が(責任感的な思いで)サービス残業的に仕事をいたが、『自分がやった方が効率的だったり法律的にも誰かに任せた方がいいのに…』と思ったが店長の方針やスタンスでうまく行かなかったところもあるので、ルール的なことをきっちり決めてそれを伝えてほしかった
⇒集団で仕事をしていく中で、『(自分と同じ同僚などが飲み物が1つ余った時などに)誰かいる?』と言われて入社2年目である私が『(一番に)じゃあください』というと『[そういうのは順番があるから(休みの人に置いておいた方がいいかもとリーダー的な人判断したり、言うにしても年長者からの方がいいんじゃないの?というニュアンスが自分では分からず)』とたしなめられることがある。こういうその職場のルールなども知りたかった。
⇒場面緘黙等が有、家族以外とは学校や職場で話せなかったが、IT系の仕事場でビジネスマナー的な事の研修で電話や接客などのことを習った。実際に頑張ってやったけど「声が小さい」とか怒られることもあった。その時はうまくできなくて離転職をしたけど、対人面は克服してきているところもあるので、その時の研修が活きている気がする。最初の会社早くに辞めてしまったけど段々長続きしてきたので『無駄ではなかったなー』と思っている
⇒自分がメンタル面でしんどくなった時に産業医に相談したいと思ったが、会社自体のシステムが形だけであったり、担当のリーダー職の人にメールをしたが、スルーされてしんどかった。自分がしんどくなった時の相談窓口などの明示などがあればよかったのかも
⇒携帯電話の販売などの仕事だったのでいわゆるOJTが基本であり、会社が何を目指しているのか何を大切にしていくのかわかりにくいところもあった。マニュアルがあればよかったのにと思う事もあった。
⇒子供服のメーカーで勤務していて、先輩が習ったけどその先輩にはあまり役に立たず、自分にはうまく伝えてもらえなかったこともあった。自分が勤務し始めた時と比べて、pcなどの仕事も増えてきたのでそういった研修をしてほしい
⇒習う方としては何が聞きたいかは結構違うので大学のカリキュラムの様に選べるといいなぁと思った。教えていく方としては、3日以上必死で資料を作っても全く見もしない人もいたり、しかり読み込んでそのうえで聞いてくる人もいるので相手に聞いてみてからの方がいいのかもと思った

・病気や障害についての開示について
⇒今の会社がグローバルなところもあるので海外等の方が『障がいの開示』が進んでいるところもあるが、話すことを少し選べるところもあるように思う
⇒自分の障害はフルオープンで伝えてきたが、SEとして勤務する中で本番の作業がものすごくストレスを感じていた。「本番作業が苦手です」といっていたが、本当は『怒られるのが怖いので怒らないでほしい』という本当に言いたいことは伝えずらかった。今後は上司の人などを通じて言えると嬉しい
⇒事細かに伝えていないが、まわりは雰囲気で伝わっていると思う。その日で完結するものを短時間でやらせてもらっている。フルタイムで復職をしようとする時に主治医から会社に貢献する方法で『今がんばるのもいい。70歳くらいまで長く頑張るのもいいと言われ、ぐっと頑張るリスク』なども言われて今の形になった所もある。
⇒働く形態についてはオープンで行きたい。双極障害があり、うつになると数日落ち込んでしまうところもあるので
⇒障害的なことは)言えなかったが言えるようになった。自分のことを知っておいてもらった方が結局いいし、今は方向音痴なことなども話せるようになった
⇒基本言わない。当事者になら共感してもらえることもあるが、そうでもない人から「そんなこと私もあるよー」「みんなそうじゃない」と言われるとしんどいところもあって、そのあたりはカウンセラーに伝えて対策を練っている。障害や病名を言っても分からない人が多いので、少し冗談ぽく『私バカなんでよく忘れるんで、すいませーん』みたいな方法を今はやっているかも。


この日は17時過ぎまで残る人もいて、終了後におくまんという居酒屋さんで
5人の人たちとご飯やお酒を飲みました。

ちょうど同じ施設の別の会場で開催されていたリカバリーカレッジKOBEの4名の人たちも含めて
ワイワイと過ごせた形です

色々な当事者会やセミナー、取り組みがあるので色々なつながりができるといいなぁと思っています
それぞれの人がやっている活動の宣伝や案内も来ながらでいいのかもと思っています

今回も参加いただいた皆さん
準備を手伝ってくださった皆さん、問い合わせなどをしてくださった皆さん
本当にありがとうございました

また次回は2~3か月後に開催できればと持っています
今後ともよろしくお願いします

また話したい事や取り組みたいことなどがあればいつでもお知らせください